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笑っていこうよ!

とことこ散歩ライフ

入院中の出来事(手術日)

思ったままの日記

 

☆手術日 午前5時50分☆

 

いつの間にか寝ていたらしく、まだ暗い時間にこの日は始まりました。

今までで一番長い一日になります。

 

まずはもちろん体調の検査からです。

「よく寝れましたか?」

という問いに、いつもより寝れなかったけど最終的にはぐっすり寝ていたので「はい」と答えました。

例の隣のオジサンは「寝れませんでした」と低い声で答えていて、大きな手術なんだろなと想像できます。

 

今日の手術は隣のオッサンが最初に出発で、その次が僕の出番となります。

朝ごはんは抜きです。

長い一日になるので水を一杯飲んで、トイレも済ませて、出発を待ちます。

ドクターがやってきて「がんばりましょうね」と言ってくれました。

心強いです。

 

午前8時30分。

隣のオッサンが出発です。

「頑張ってください!」と声をかけたら「お元気で」と返されました。

おいおいー。アンタこそ元気出せよ。

 

僕の出発時間は8時45分。

手術時間は2時間程度ということなので、トイレ用の管とかもつけないコトになり、一安心。

良かった~と思っているうちにやることをやります。

血液が足の先に溜まらないストッキングみたいなのを履きます。

服装も手術用に着替え、ふんどしみたいなのを履きます。

するといよいよ看護士さんが迎えに来ました。

 

「じゃあ、行きましょうか」

「お願いします」

 

朝からかけつけた母親も同じ言葉を言い、いよいよ出発です。

看護士さんに連れられ、手術エリアへと歩きます。

他の空間とは明らかに違う空気感。そして壁の色。

その中に僕が行く手術室がありました。

「ここです」

たくさんのモニターや医療器具に囲まれ、ベッドが中央に設置されています。

そこにドクターや麻酔医の方、看護士の方が五人だか六人くらいいらっしゃいました。 

テレビでしか見たことのない光景で、思わず気おされました。

いやいや・・・。気合負けしてどうすんだ。

「よろしくお願いします!!」

と元気に言ってベオペ台に寝転びます。

 

現在世界で行われてる最もポピュラーな心房細動手術の方法が採用されているはずです。

足の付け根から三本、首から一本、鼻から温度計が一本、それぞれ入るのです。

もちろん想定して覚悟いたのですが、

 

まさかそれらが同時に行われるとは予想外!!!

 

まずは造影剤が注射して点滴で入ります。

また暖かくなって少し安心感。

そこへ鼻からの温度計が入ります。

うご!っとなりますが初日の経食堂エコーに比べたらかわいいもんです。

 

と、そのころに足と首に局所麻酔がかけられます。

こちらも注射だった気がします確か。

ここまで来たら注射なんてそれほど気になりません。チクチクくらいです。

 

(え?まだ意識あるのかって?あるよ。あるから書いてるんだよ。ここからさらに気持ち悪い話になるから怖かったら飛ばした方がいいよ)

すると今度は麻酔したところで何か作業してる感覚があります。

これはもしや・・・

メスか何かでカテーテルを入れるための入り口を作っているのでは?!

ついに来るか・・・。と少し力が入ってることに気づき、力を抜いてみます。

まあ実際に力が抜けたかどうかわかりませんが。

この作業は足と首で同時に行われていて、入り口を作るのって大変なんだなって思っていました。

そこに驚きの一言。

 

「心臓に入ります」

は!?

え、なに?!もう心臓に入るの?!いつの間に?!

さっきからの作業ってカテーテルを入れている感覚だったのか!

と驚く間にカテーテルが心臓内に到達します。

「心臓が反応するからビックリしないでね」

カテーテルが心臓に入るとバクバクバクーってなりました!!!

 

おおお・・・、こ、これは・・・

 

と思っていると今度は全身麻酔が流された様です。

一体どのくらいしたら意識なくなるんだろう。

少しして「ラスト一本いきます」という声が聞こえました。

足からの三本目のコトでしょうか。

そのころ、麻酔医さんが僕の顔のところにやってきました。

「全然眠くなさそうだね」

「そ、そうですね・・・」

と答えた様な気がします。それとも頷いたのか。

何か新たに違う全身麻酔か、麻酔の量を増やすのか、何か麻酔を入れる指示が聞こえました。

これで眠くなるといいな・・・

 

ん?

 

んん?

 

んんん?

 

どこよここは。

 

「こ、ここどこ?」

 

誰に言ったのかわかりません。「今何時?」とも言った様な・・・

 

いつの間にか病室のベッド上です。

母親と看護士さんが数人いるのが見え、なんとなく「手術終わったんだ」と思いました。

「全然覚えてないや」

母親が言うには手術が終わった時もドクター達に「いやぁ・・・全然覚えてないです」だとか「ありがとうございました」とか言ったらしい。

でもその記憶は全く無い。

 

手術は2時間くらい前に終わっていてすでに午後2時くらい。

予定よりも多くの治癒を行って、手術時間は3時間超えだったらしい。

 

右手以外何も全く動けないまま、おにぎりが出されました。

うまいんだろうな・・・

と思って食べたおにぎりは・・・苦手なしそ味でした。うそー!?

 

ドクターがやってきて聞きたかった言葉「手術は成功です」を聞きました。

ありがとうございます。

それ意外に言葉がありません。ただただ、あるがとうございますの一言です。

 

午後4時くらいには母親も帰りました。

術後の強制安静は8時間。よって午後8時30分までは寝返りすらうてません。

次第に背中が痛くなっていきます。

この時間の担当看護士さんがすごく丁寧な方で、痛み止めをしてくれたり、背中にタオルをひいてくれたりと、ほんとに助かりました。

これなら何とかなるかも・・・と、時計を見ると午後5時。

え?!全く進まない。

 

ここからは安静地獄です。動けない苦しみです。

全く時間も進みません。

あれほど進まない時計は人生で初めてでした。

ほんとにほんとに長い時間を過ぎたころ・・・

 

時計は午後5時30分。

 

うそだろ?!

 

苦しみを耐えて耐えて背中の痛みも復活してきたころ、午後七時。

「トイレとか大丈夫かなあ?」

看護士さんに聞かれ、ほんとは少し行きたかったのですが、自分より若い看護士さんの前でトイレするのが恥ずかしかったのでガマン。

そしたら8時頃には苦しくなりました。

7時から8時は看護士さんにテレビつけてもらってネプリーグ見てたんだけど、三時間スペシャルか!ってくらい長く感じた・・・

そして安静解除の20時30分!!

がんじがらめのテープを看護士さんに取っていただけました。

「まず最初はトイレ行く?」

と言われ苦笑いでトイレに行って、あとは蒸しタオルで全身拭いてリラックス。

ここまで来るとともう恥ずかしさとか無いです。

「お、終わった~」

夜ゴハンを食べて、もう、すぐに寝ました。

 

こうして、長い長い一日は終わりを告げました。

本当に良かったです。なんせ心臓の手術ですから。

しかしそう思う余裕もなく、寝てしまいました。つ、つかれた・・・ 

 

 

あ、隣のオッサンは僕より手術時間も強制安静も短くて、午後4時くらいにはテレビ見てやがりました。

 

 

→次回へ続く

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