笑っていこうよ!

日野から始まるお出掛け&散歩ライフ 

最終編への道のり

話は遡る事、二ヶ月。

六月下旬に「七月分」の出張先のオーダーが来た時でした。

色々なバレエ現場に付く事は予想していましたが、一つだけ予想外のオーダーがありました。

 

○○バレエ リハーサル。

 

リハーサルに付くという事は、それは照明チーフをやる事を指しています。

色々な事情から予想して、僕がこのバレエのチーフをやる事になるとは思ってませんでした。

 

そして演目は「眠れる森の美女」全幕。

会場は間口10間(約18m)という大きな劇場。

プロローグ・第1幕・第2幕・第3幕という壮大な作品で、バレエの中で最もお金がかかると言われるものです。

この時点で心臓にやや負担が(笑)

 

そして七月。リハーサルスタジオへと向かいます。

前にも小品集を担当してここに来た事はありますが、久しぶりに訪れるこの場所はやる気が出ると同時に緊張感も出ます。

音響チーフの松坂くん(仮名・・・似てるから)と、舞台監督さんと一緒にリハーサルを見ます。

あれ?

これ、眠れる森じゃない?

そうです。眠れる森以外にも公演があったのです。

眠れる森だけでも休憩入れれば三時間くらいかかりますが、これとは別公演で二時間くらいの作品があったのでした・・・!!

 

これは・・・。大変な事になるなあ。

バイ・・・という予感と同時に沸き起こるワクワク感。

こういうのは久しぶりです。何年か前の岐阜県でのLED仕事以来でしょうか。

そしてこの予感は当たります。

この日から仕込み日までの間、岐阜県を越えるプレッシャーな日々となったのでした。

 

この時点では夏バレエはまだ三回戦の前。

三回戦、四回戦と仕事は続き、自分の小屋の機材トラブルやら、学校のムービングトラブルの対処をしつつ日にちは刻一刻と迫って行きます。

またここで二連休を取って清里高原に行っていたのが自分の首を締めました。

これで状況は一気に仕事が遅れ、夜まで小屋仕事をして深夜or早朝に夏バレエ最終戦の準備をしていく事になりました。

なにしろ全幕物ですから道具はハンパ無く多いですし、紗幕関係のアップダウンを考えながらキューシートを制作しなくてはいけないので頭がこんがらがります。

眠りの森はどの演出でもそうだと思いますが、一幕ラストと二幕ラストが緊張するんです。

オーロラ姫が100年の眠りに付くシーンと、100年の眠りから覚めるシーンです。

 

別公演では照明で色々な模様(ネタという)を出すため、自分でその模様を制作したり、他の照明さんである山ガールさん(仮名)に制作頼んだり、他の小屋から借りたり、本社機材から借りたりと色々と動き回りました。

結局、スタッフに配る資料が少し足りないまま、仕込み日を迎える事になりました。

これで他スタッフから怒られるのはもう仕方ない状態です。

申し訳無い気持ちですが、もうやるしかないので、会場へと向かいます。

 

そして迎える夏バレエ五回戦。

そしてこれが、この夏の最後の戦いです。

 

→次回へ続く

 

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